給与計算ラボ

給与計算の方法、流れ

MacやiPadでも簡単に給与明細を作る方法

MacやiPadでも簡単に給与明細を作る方法は簡単です。

MacやiPadでも指示通り基本時紺をインプットすれば支給額まで自動計算、従業員にもペーパーレスで一括送信する方法を採用すればよいだけです。そんなものあるのでしょうか。

世の中には、web給与明細書や電子明細書が数多く出回っていますが、Windowsじゃないから、と便利で大幅な経費節減につながる給与明細作成を諦めていませんか。

給与明細書の作成はまだ給与明細ソフトに頼る企業が多いようです。専用のソフトでたしかに便利ですが、ほとんどがWindowsでしか使えません。また、Macで使えるソフトもありますが、これはもちろんWindowsでは使えません。
職業柄、Macで通常業務をこなしている事業所は多いですし、何よりiPadやiPhoneの人気は他のタブレットやスマホの比べ物になりません。

給与明細のときだけ他のOSのパソコンを立ち上げる、というのはいかにも不便、場所も時間もとります。時間が経費だというのはわかりますが、場所も経費です。御社の家賃のうちその別のパソコンの面積分はいくらに相当しますか?細かいですがコスト意識は経営者に求められる基本資質のひとつではないでしょうか。

給与明細に関する発想はもう変えるべきです。いまどきMacやiPadに対応していない給与明細書はレベルが低い!と。もちろん、この際、Macでしか使えない、というのも考え物です。御社が今後Windows搭載のハードを設備しないとも限りません。また、事業所ではMacだけど、持ち歩いているノートパソコンや私物はWindowsを使っている、という経営者の方も少なくないでしょう。

会社の給与明細作成の話に私用のパソコンは関係ないでしょ、とお思いになりますか?その発想も変えていただく必要があります。給与明細作成は事務所からでもiPadなどのタブレットからでも、出先の休憩時間でも、いつでもどこでもできる、というのが今後のありかたです。もしかすると御社がいま雇用している経理の給与計算担当者の人件費、削れるかもしれません。

従業員のほうも明細書の紛失を防ぎ長期分の保存もクラウドで容易にできればあらゆる意味でスッキリすることでしょう。こういう利便性は、実は会社の見えないカラーだったりします。もっと言えば経営者のスマートさなどの印象につながるものです。スマートな会社にいる従業員は他社の社員に比べて御社への愛も深まるというもの。この機会に抜本、しかし簡易な、改革をおすすめします。

上記のようなニーズを満たすにはクラウド型、web上で作成できる給与明細書で、WindowsはもちろんMacでもiPadでも不便を感じずにスムーズに作業のできるタイプを選択します。繰り返しますが明細書の作り方は簡単、指示に従って基本事項をインプットすればあとは自動計算してくれるものでなければいけません。

(1) 高くては無理

せっかく人件費と労力を軽減するための改革なのに、設備費用が高額では元をとれるのはいつなのか、元を取れた頃には会社の事業形態や社員数、雇用形態などに変化が出てもう使えない、などということもあり得ます。基本的なものを無料から始めることができ、場合によっては安価な追加料金でバージョンアップできること、不要な機能がそのままついていて無駄な使用料を払わずにすむ、きめ細かいタイプがおすすめです。

(2) 給与を受け取る従業員が一部作成できる

もし、給与明細に関する、計算以外の部分、たとえば従業員の氏名、社員番号、マイナンバーなどのプロフィールをクラウド上のデータに従業員がスマホやパソコンから入力できたらどうでしょう。そうです、経営者や経理担当者の仕事は激減です。マイナンバーの照合など間違いのないような処置をするだけでよいでしょう。

従業員はアクセスすれば最新の給与明細から、遡って古い給与明細を簡易に見ることができ、昇給や資格手当の変化も分かりやすく仕事の意欲につながるのではないでしょうか。

(3) いつでもどこからでも

待ち時間、来るまでの移動時間、隙間の時間を利用してアクセス。いつでもどこからでも給与明細書作成の作業を進め、また進捗度合いをチェックできるタイプを選択してください。OSだけではありません。ブラウザも代表的なものがいくつもあります。Windowsで使用されるInternet Explorer、Google Chrome、Firefox、またMacBook にはSafariがあります。

これらの主要なブラウザ全てに対応していて、なかつスムーズで快適に使用できなければ仕事になりません。新たなブラウザのインストールが必要、なんでやっぱりそれはレベルの低いもの、と認識すべきでしょう。また、Nexus、ARROWSやSurfaceと言ったタブレット端末でも使えなければやはり片手落ち。多様な情報管理方法に対応する実力が必要です。

(4) マイナンバーなどの個人情報管理は万全に

せっかく便利になったなら、パソコン上のセキュリティ対策はもちろん、アクセスできる人員を減らし、法的罰則の有無や情報取扱いの心得を教育するのは当然です。しかしそれも給与計算ソフトやエクセルでの計算をしていたころと比べれば、すっきりとシンプルに管理できるはずです。

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